80ハリアー カップホルダーイルミ 取り付け参考手順

 

-はじめに-
取り付け作業前に、当ページを全て読んでいただき
把握出来なかった場合は、ご自身での作業はやめておかれたほうが良いです。
 
DIY作業=自己責任ということをご理解のうえ当ページをご参考ください。
作業にあたりいかなる故障や破損なども弊社では一切の責任は負いません。
グレードやオプションによっては外す部品、要領が異なるかもしれません。
 
分解される際、必要に応じて養生すると傷つけてしまう可能性も減ると思います。

 

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-取り付け手順-

画像を参考にセンターコンソール周辺を養生します。


 

シートヒーターパネルを外します。
ヒーター未装着車の場合も同じ場所パネルを外します。
見えやすいようにパネル側は養生していませんが
実際に作業される際はパネル側も養生されると良いと思います。


 

隙間へ内張り外しを差し込むと浮き上がります。
全体を上に引き抜きます。1か所だけにテンションがかからないよう注意。
ここは内張外しを使わなくても、手でも外せると思います。


 

外れたパネルのコネクターを外します。


 

※郵送でシートヒーター&ベンチレーションのインジケーター変更を行う場合は
ここまでを参考にしてください。

 

シフト横にある四角い小さいパネルを外します。
内張り外し、マイナスドライバーなどを差し込んで外します。


 

パネルを外したところからドライバーなどを差し込むと
押し込めるスイッチがあります。(目視で確認できます)
そのスイッチを押しながら、シフトをD辺りまで下げます。


 

シフトとブーツを分離させます。
ブーツの根元を持って、下へ引き下げます。


 

コの字のピンを外します。


 

シフトノブを上に引くと外れます。


 

コンソールパネルを外します。
パネルの先端を持って、上に浮かしていくイメージ。
このパネルは長いので、1か所にテンションがかかりすぎないように
手をスライドさせながら少しずつ全体を浮かしていきます。
※分かりやすいように内張外しで撮影しています


 

全体的に浮いているのが分かるでしょうか。この状態が理想です。


 

上方向に持ち上げるとパネルが外れます。
赤丸のコネクターを外し、緑丸のクリップから配線の束を外します。


 

矢印のビスを外します。


 

コンソール本体を外していきます。
横面のレザーと樹脂の切れ目から上に浮かしていきます。
ここでも内張外しを使っていますが、手でも浮かせれると思います。


 

反対側も上に浮かしていきます。


 

全体を浮かしたあとは、後方へ引き抜くイメージで外します。


 

赤丸のコネクターを外します。


 

これでコンソールが外れました。
次にカップホルダーイルミ本体を取り付けていきますので
室内など作業しやすい場所へ移動してください。


 


 

カップホルダーのフタを外します。


 

同封する型紙を底面へ置き
真ん中のガイドを目安にドリルなどで穴をあけます。
5ミリほど開ければ配線への負担も心配ありません。


 

外したフタの段差へカップホルダーイルミを固定しますので
この段差部分をキレイに脱脂します。


 

カップホルダーイルミ本体 裏側の両面テープ剥離紙を外し
先ほどあけた穴へ配線を通しながら、脱脂した段差部分へ軽く置きます。
ヘアラインの場合、向きに気を付けてください。


 


 

ヘアラインの向きに問題がなければ軽く押さえて固定します。


 

先ほど穴を通したカップホルダーイルミの配線へコネクターを取り付けます。
コネクターに番号が書いています。
1番が青色、2番が黒色。間違わないように注意。


 

コネクターを2つとも取り付ければ本体側の作業は完了。
次は車両で配線の引き回しを行います。


 


 

車両側での電源は、このようなイメージになります。

・長いハーネスをコンソールから助手席フットランプへ引き回す
・クワ端子をアースへ接続
・各コネクターを接続
大きく分けるとこれだけです。
工数が多いですが、構造はシンプルですので難しく考えなくて良いです。
※自身でアース処理できる場合はクワ端子は使わず直結OKです

 

助手席側のスカッフプレート、キックパネルを外します。


 

イルミ付きのスカッフプレートはコネクターも外します。


 

キックパネルは矢印の場所に樹脂製ネジがありますので外します。


 

助手席シート側に向けて引き抜きます。


 

助手席側フットランプがついているパネルを外します。
4か所にクリップで付いています。


 

グローブボックスを外します。
※グローブボックスを外すのはクワ端子でアースをとるためです
アースへ直結される場合はグローブボックスを外す必要はありません


 

クリップを外します。


 

グローブボックスを開けて、左右を内側へ押しながら引き抜きます。
※片側ずつでOK


 

外したところから上を覗くと矢印のビスがあります。
ここが一番近いアースポイントになります。
※80ハリアーはキックパネル周辺にアースポイントがありません


 

このビスを少しだけ緩めて、クワ端子を接続します。


 

クワ端子の反対側はコネクターになっています。
赤線のイメージでパイプの裏をとおし、フットランプのほうへ降ろしていきます。


 

矢印の純正配線に添わせるとキレイに処理できます。
要所でビニールテープなどで括りつけるとよりキレイです。


 

次に、コンソールの一番先端(足元)のパネルを外します。
ツメが3か所で付いており、手で外せます。


 

一番長いハーネスを、コンソール側からフットランプへ引き回します。


 

矢印の辺りから入れていきます。


 

コンソール側面下から出します。


 

側面のパネルを浮かしながら
配線がパネル内に隠れるようにフットランプまで引き回していきます。


 

さきほど外した先端のパネルを戻します。
この時、ハーネスがツメに噛まないように気を付けてください。


 

噛んでいなければ、パネルを戻したあともスルスルとハーネスが動きます。
反対側(二股)も持って左右に動かしてみてください。


 

ユニットへコネクターを接続していきます。
・いま引き回してきたコネクター
・先ほど取ったアース(クワ端子)のコネクター
※白いコネクターは最後にフットランプへ繋ぎますのでここでは繋がない



 

ユニットから出ている配線コネクター 3つのうち
一番長い配線コネクターを、クワ端子のコネクターへ接続。


 

ユニットから出ているメスコネクターを
コンソールから引き回したコネクターへ接続。


 

ユニットから出ているオスコネクターを
同封する白コネクターハーネスの、黒色コネクターへ接続。


 

あとは白いコネクターが残っていると思います。


 

赤丸は繋いてください。緑丸はまだ繋ぎません。
あとの工程でフットランプへ繋ぎますが電源ですので最後にします。


 

これで配線の引き回し、接続は最後になります。
カップホルダーイルミを取り付けたコンソールを車両へ持ってきて
カップホルダー側のコネクター2つと
コンソール側のコネクター(二股)を接続。 どちらに繋いでもOKです。


 

これですべての接続が完了です。
最後にフットランプのコネクターへ白色コネクターを繋げば
カップホルダーイルミが点灯します。


 
 

冒頭でも記載しましたが、このページを見て取り付けできそうにない場合は
ご自身での作業は控えていただき、弊社または最寄りの電装ショップさんなどへ依頼してください。
※電気系統の作業は、間違えると製品やクルマの故障に繋がります